どうも!oagariです!
今回はアメリカで大人気!コブラの2020新作ドライバー【スピードゾーン】のレビューです。
日本でもプロのマーケッターがつけば加速度的に人気がでそう!
本当に飛ぶドライバーってこういうモデルなんだ!
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反発係数よりも重心位置
コブラのドライバー設計のKPIは、数年前から反発係数ではなく重心位置に定めています。
いくらフェースの反発が良くても、寛容性のないドライバー、つまり低弾道でスピン過多のモデルでは飛距離の向上につながらないので、そういった意味ではPING同様に派手さはないがとても意味のある設計思想と言えます。
前作のF9では、チタンボディの左右端までをカーボントップで覆う製法を用いて、カーボン含有率を高め重心位置の自由度を高めていました。
こちらがF9のカーボンラップクラウンのモデル図だよ。
前作もカーボントップとチタンソールの複合モデルだったんだ。
【試打計測】コブラ RADSPEED XBドライバー 【左に行かない!】
360カーボンラップクラウン&T-BAR
今作スピードゾーンにおいて、重心位置の設計自由度をさらに高めるために360カーボンラップクラウンと呼ばれる設計手法を採用しています。
これはT-BARと呼ばれるチタンの頑強なボディフレームにカーボンをラッピングする製法のことで、これにより約50パーセントにも及ぶカーボン含有率を実現し、極大の余剰重量を生み出しています。
T-BARと360カーボンラップクラウンのモデル図だよ。
前作よりもカーボンの表面積が増えているのが良くわかるね。
これにより前作F9よりもカーボン含有率を10パーセント向上し、6g以上の余剰重量を生み出したんだ。
今作SZはソールもカーボンで覆われているね。
本間のTR20 もチタンの骨組みをカーボンで覆うことで異次元のやさしさを実現していたんだよね。
今作のスピードゾーンでは、カーボン含有率を高めて生じた余剰重量をヘッド後端とヒールに配分して直進性と高打ち出し、さらには低スピン性能を押し上げたとアナウンスしています。
ヘッド後方に69gものウェイトを配分しているそうで、この一文だけでも寛容性を十分に感じさせてくれます。わくわくがとまらない!
重心位置だけじゃない!フェースの反発だって実はすごいんです!
重心位置こそがコブラのKPIなのですが、実はフェースの反発も他社に比肩しうる特性を持ち合わせています。
CNCミルドのインフィニティフェース。
フェースに無数の溝が彫られているんだけど、この溝にこそ反発の秘密が隠されているんだよ!
今作は前作に比べてミーリング面積を約2倍に拡大しました。しかもミーリングは機械によって精緻に行われます。
これはフェースの工作精度を前作よりも2倍高めたこととほぼ同義で、USGCが定める反発係数257マイクロ秒ぎりぎりのヘッドを量産可能にしたことを意味しています。
具体的には、フェースの溝を繊細に緻密に彫り出すことで、フェースの反発係数を規定内に完全にコントロールし、ヘッドの個体差によって飛距離にばらつきがでるといった問題を解消したそうです。
テーラーメイドのスピードインジェクションやキャロウェイのAIフェースと同様の性能をコブラも実現しているみたい。
日本ではコブラのマーケティングが小さいから思わず見落としがちだけど、アマチュアにとっては嬉しい嬉しいポイントだね!
今作では空気抵抗の低減も提言しているよ。
これは実際振ってみてスイングスピードがどうなるかだね。
シャフトとのマッチングもあるから検証は難しいかもな。
キングスピードゾーンはこんな感じ
前後に2gと10gの脱着可能なウェイトがあるよ。前方を重くすると低スピン、後方を重くすると優しさが増すよ。
ぼくは優しい方が好きだな。理由としては、低スピンなヘッド性能だから。ヘッドスピードが50近いなら前に重いウェイトを持っていくのも悪くないかもね。
ヘッド重量は193g。スリーブ込みなら200gくらいあるから重量級だね。よく飛びそう!
ヘッドのサイズは後方に長くて一見シャローに見えるけど、フェース高もあるみたい。ハードヒッターが安心して構えられる形状ですね。
スリーブ記載のロフト角の表示がヘッドの小窓から覗けるんだ。クラウンはカーボンの折り目が透けて見えるマット仕上げだよ。艶ありのイエローカラーも選択できるけど、ぼくはホワイトカラーがかっこいいと思うな。
インフィニティフェースのやばいくらいの高品質感が最高!精緻に彫られた溝の深さでフェースの反発係数をコントロールしているんだから機能美としてもすごいもんだな。
フェースとクラウンの境目が打ち出し方向の視認性を高めてくれるよ。良い顔だね。しろくまくん。
そうだねおあがりはかせ。
それじゃあいつもの森の練習場で打ってみるよ。
シャフトは日本純正モデルのTour AD 65 sフレックスだよ。
グリップが軽量だからクラブの総重量は304gくらいだよ。
柔らかい質感のグリップもあいまって、フレックスSにしてはかなり柔らかく感じるよ。
日本純正シャフトより、US版の固めのシャフトの方がこのヘッドにはマッチしそうかな。
とにかく初速が速い!!海外でも大好評だよ。
それじゃあいつものフェードボールでレビューするよ。
シャフトが柔らかくって大変だけどとりあえず打ってみるよ。
バシュン!それいけ!
5月中旬、気温は18度。晴れの日に練習球で計測したデータになります。参考までに…。
cobra king SZ 9.5度 日本純正シャフトTour AD 65 S 前方にヘビーウェイト装着 | |||||||
キャリー | ヘッドスピード | 初速 | ミート率 | スピン | 打ち出し | 高さ(ft) | |
1打目 | 228 | 42.5 | 61.4 | 1.44 | 2625 | 14.1 | 76 |
2打目 | 227.2 | 42.7 | 60.3 | 1.41 | 2361 | 16 | 84 |
3打目 | 230 | 42.7 | 62 | 1.45 | 2052 | 14.1 | 72 |
4打目 | 227 | 43.1 | 60.2 | 1.4 | 2265 | 16.2 | 83 |
5打目 | 232.1 | 43.2 | 60.9 | 1.41 | 2499 | 16.7 | 92 |
平均 | 228.86 | 42.84 | 60.96 | 1.422 | 2360.4 | 15.42 | 81.4 |
練習球をフライトスコープMEVOで計測 |
まっすぐの打ち出しでごくわずかにフェードしているね。
ボールの高さは中弾道でぐんぐん進む強いボール!
安定感は高そうだね。ボールが曲がりそうだけどこらえる感じ。
きっとMOIが高いんだろうね。
初速はかなり出るヘッドだね。
スピン量もかなり抑えてくれるみたいだね。
どうだった?しろくまくん。
このヘッドすごいかも。
打球が前へ前へと力強く飛んでいくよ。
それも高さをおさえたきれいな中弾道なんだ。
今年試打したドライバーのなかで一番力強いボールがでたよ!
データを見ても飛距離性能はTR20と並んで2020トップクラス!
打感だけど、多少芯を外してもビシって感じの柔らかい手ごたえなんだ。金属バット的ないやな手ごたえは皆無だよ。
寛容性と直進性はどうだい?しろくまくん。
少しフェースが開いて入ると、ヘッドのつかまりは普通だからスライスのミスにつながるよ。
だからスライスを嫌うプレイヤーには、兄弟モデルのスピードゾーンエクストリームの方が良いかもね。
スピードゾーンは、低スピン性能がピカイチの低めのライナーボール。
フェアウェイゴルフさんでは、かなりお得に購入できるから、高さを抑えたいプレイヤーに超おすすめなんだ!
フェアウェイゴルフさんだけど、シャフトスペックによってはメーカー取り寄せで納期が3週間くらいかかるんだ。
事前に確認するとよいかもね。
キングスピードゾーンは、ボールの曲がり幅が小さくって、中弾道で低スピン!
左へのミスは考えなくってもよさそうだ。
スライスのミスがでるから、ヘッドのつかまりは普通だね。
飛距離性能は抜群だよ!おすすめなんだ!
海外の反応とおすすめの購入方法について
海外の人気レビュワー、リック・シールズさんのyoutyubeを紹介するよ。
2019年の最高のドライバーとして同じコブラのF9を使用しているだけに、今回のSZの評価も気になるところだね。
動画の終わりにSZに最高の評価を与えているみたい。
コブラのSZほんとおすすめなんだ!
日本国内ではマーケティングの差からか、評価される機会がほとんどないけど、アメリカでは大人気モデル!しかもテーラーメイドやキャロウェイに比べて100ドルくらい価格を抑えて販売しているんだ。コスパ最高でうれしいもんだね。
国内のショップも良いけれど、日本純正シャフトの出来があまりよくないから、スピードゾーンを購入するなら海外モデルも検討してみてはどうかな。
フェアウェイゴルフさんなら、50000円を切る価格で購入できるよ!
ぜひ覗いてみてね!
次回、シャフトを変えて再検証!
SZ EXTREMEのレビューも掲載するよ!コブラのⅢsides to every storyをレビューします!がお!
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コメント
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