音が大きいドライバーはスイングをきれいにする？カムイTP-X

こんにちは、oagariです！

当ブログはスライサーだけどスコア80台のoagariが、独自視点でお役立ち情報を発信するブログです。

最新クラブだけじゃなくかなーりむかしのクラブまで幅広く試打レビューをしたりしています。練習のアイデアや、クラブ購入の参考になれば幸いです！

ぼくはテスター・しろくまくんだよ。ドライバーの飛距240ヤードくらいだよ。たまーにスライスしちゃうんだ。

今回は地クラブを紹介するよ！

こんにちは。どんぐりも好きだけどゴルフも大好きおあがりはかせだよ。

地クラブはとがった性能のクラブが多いっていうけどそれってほんと？気になるから調べてみたよ。

カムイプロTP-X　窒素ガス入りの凄いやつ！

今回紹介するドライバーは、カムイのTP-Xです。

窒素ガスをヘッド内部に充填し、内圧を高めて初速アップを狙うという、かなり独自性の高いドライバーです。私おあがりが考えるクラブの設計思想は、重量配分におけるトレードオフこそが大きすぎるポイントなのかな？と穿って考えてしまうので、このドライバーのようなある意味とんでも理論は本当に最高だな！とうれしくなってしまいます。

多様性こそがイノベーションの源泉だと考えるとなんだか幸せな気分！

カムイプロTP-X詳細

ここからはドライバーの詳細だよ。まずはいろいろと計ってみたよ。

（計測数値はおあがりが計測したもので、メーカー発表数値とは差異があります。当ブログ内の比較数値として記載しております。）

フェース高は68㎜は普通かな？

ヘッド幅は左右、前後ともに小ぶりな数値だね。

特にフェースから後方にかけて100㎜を切るサイズってのは最近のドライバーだとちょっと考えられないほど小ぶりな数値だね。

小さなヘッドだね。ここまで小さいとスピンがかかりすぎちゃうんじゃあないかなって心配しちゃうね。実際どうかな？

ウェイトは左右にバランスよく装着しているから、ヘッドの挙動の安定性を高める狙いなのかな？

ほんとちいさなヘッドだね！今や絶滅危惧種ともいえるきれいな洋ナシ形状のヘッド形状。フェースターンでボールを摑まえるスイングのプレイヤーにはピッタリな印象だね。

赤いマークだから消音材を入れていないタイプだね。

カタログだとかなり音が大きそうな印象だけど実際どうかな？

いつもの森の練習場で検証検証！

スカイトラックで弾道解析！

スカイトラックで5球の平均を計測してみたよ。

ボールは2ピースボールで設定はコースボールで、飛距離設定は変更していないんだ。

それじゃ久しぶりの計測で緊張するけどとりあえず打ってみるよ。バシュン！

5球平均のデータが取れたよ。

氷点下気温の中でも初速が60を切っていないところを見ると、窒素ガス圧入っていう一見トンデモ理論も一定の効果があるのかも！

でも消音材が入っていないから音が強烈！甲高い金属音！

ただ総距離がいまいち伸びていないのは、バックスピン過多だからだね。

平均で3000回転を超えてしまっているのはやはり小ぶりなヘッドだからMOIがいまいち高くできないから仕方がないのかもね。

たしかに。ミスの傾向としてはスライスが見て取れるね。

小さなヘッドは操作性が高すぎてヘッドの挙動がいまいち安定しないから開閉するタイミングがちょっとわかりずらく感じじゃった。

たしかに。

最近の大型ヘッドで開閉しないでそのままバーンってイメージで打ったほうがしろくまくんは結果が良いものね。

だけど、逆に言えば大型ヘッドはいまなお苦手って方には初速も早くて使いやすいドライバーになるかもね。

まとめ

おあがり的にはこの甲高い金属音こそがこのドライバーのイチオシポイントだと思いました。

これでもかってくらいの凶悪な金属音に最初は驚くのですが、この高い金属音を嫌がっているうちに不思議と力みが取れてきれいなスイングになっていきました。

力んで叩くとほんとに壊れそうな音がするので、なるべくきれいな金属音が鳴るようにして打つという、楽器のおいしいところを引き出して演奏するような、そんな感覚になれる独特なドライバーでした。

逆説的かもしれませんが、強烈な金属音という、かなりのマイナスポイントこそがこのドライバーの最大の長所だと感じて非常に愉快なドライバーだな、奥が深い大人のクラブだなと感じました。

しろくまくんのスイングだとバックスピンが多すぎて相性は悪かったけど、メジャーにはない魅力がたくさんでこれぞ地クラブ！という尖ったドライバーでした。

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