テーラーメイド最新作 SIMドライバー
どうも!oagariです!今回はテーラーメイドの新作ドライバーSIMドライバーを紹介しますね。
※2020年1月8日時点での記事になります。新しい情報が出てきたら随時記事をアップしますね。
SIM Shape-in-motion
テーラーメイドから新しいドライバーが発表されました。名称はSIMドライバー。これまでのMシリーズからSIMへと名称が変更されていますね。
ところでSIMとは?これは、シェイプインモーションの略語であり、どうやら今回の新作は空力特性の向上を実現しているようです。
今回3種類のSIMドライバーが発表されましたが、すべてのモデルにおいて、空力特性の向上をメインに設計されています。
非対称のソールデザインでダウンスイングでのスイングスピードを加速!
今作では、徹底的な風洞実験を繰り返し行うことで、ソールにinertia generator(慣性発生器)を搭載し、シェイプインモーションという新しいコンセプトを実現させました。
スイングスピードを上げるというコンセプトは、最近ではPINGが有名ですし、過去にはキャロウェイのXRというボーイング社と共同開発したモデルがありました。マニアックなところだと、F1のウイリアムズが作ったドライバーも空力向上のためのフィンを搭載していました。※過去所有していました。
といったように、いままでも同様のコンセプトのドライバーはたくさんありましたが、今回のSIMのコンセプトとの違いはどの瞬間のスイングスピードに注目しているかです。
いままでのドライバーが、インパクト瞬間の直線距離のスピード向上を目指したのに対して、SIMが実現させたのは、最も多くの抵抗を感じるタイミングである、ダウンスイングの9時から6時のスイングスピードを加速させることです。
ソールに搭載されている、非対称設計の慣性発生器が、ダウンスイング時のスピードを加速させてくれるようですね。
素振りをしたときに、ビュンっとフォロー側で音をならせるプレイヤーには、かなりの効果が望めそうなコンセプトだね。
そうだね。スイングの重要なポイントに空気力学の効果が最適化されているんだから、きっとかなり降りやすいドライバーなんじゃないかな。振りやすいクラブってメンタルにも好影響!プレイヤビリティにすぐれたクラブなんだね。
慣性発生器‥かっこいい‥シドニアみたいだ。東亜重工製っぽいんだ…
USGAの適合リストでは、ソール形状にaerodynamic sole designと記載されているね。
3つのモデルが発表されました。SIM・SIM Max・SIM Max D!
今回のリリースで発表したのは3モデル。まずはSIMから。
ソールに三角形の慣性発生器、その前方に可変ウェイトが搭載されていますね。M5の後継がこのモデルと言っても良いと思います。可変ウェイトの重量が10gで、慣性発生器の先端(クラブのお尻側)にも12gのウェイトが搭載されているようです。可変機能で左右20ヤードの調整が可能とのこと。
今回Mシリーズが引退しましたが、継承されたテクノロジーはツィストフェイスとスピードインジェクション。カーボンコンポジットのクラウンも健在ですね。
海外では2020年2月7日発売。価格は479ポンド。シャフトはディアマナ・プロジェクトXなどが選択可能。日本仕様はどうなるのかな。
次はM6後継のSIM MAX。
SIM同様、慣性発生器がソールに搭載。可変ウェイトがないので、20gもの大きなウェイトを慣性発生器の先端の深くて低い位置に搭載しているようです。これにより、SIMに比べて、慣性モーメントの上昇や、フェイスの面積を8パーセント大きくしています。
M6と同じく、このSIM MAXはやさしさを打ち出したモデルですね。海外のM6との比較テストだと、打ち出し角度が上がり(M6 12度,SIM MAX14度)スピン量が減少(M6が3057、SIM MAXが2705回転)。飛距離も4ヤード伸びたようです。
他には、スピードインジェクション・ツィストフェイス、カーボンクラウン。また、SIMでは設定のなかった12度のロフトが選択できます。
海外での発売は同じく2月7日。価格はSIMより安価で、449ポンドとなっています。
最後にドローバイアスのSIM MAX D!
ドローバイアスのドライバーで、SIMよりもフェイス面積を18パーセント拡大!当然フックフェイスのようですが、構えた時にフックフェイスに見えないようグラフィックを工夫しているようです。発売は2月7日、価格は449ポンド。ドローバイアスの人気がない日本では発売はないかもですね。
3モデルともシャフトの脱着が可能ですね。スリーブの互換については現時点では情報がありませんでした。
ホワイトヘッドの再来なるか?
設計費を抑えるためにネーミングを変更して、目新しさを演出するのは良くあるマネジメントですが、今作はどうなのかな?
SIM シェイプインモーションですが、個人的には振りやすさといった使う側の感性に答えるコンセプトだと思うので、期待大です!
過去にテーラーメイドは白いドライバーで、プレイヤーの感性を大いに刺激し、たくさんのファンをふやしました。今作にもそのDNAが含まれていると思います。
日本での発売が楽しみですね!発売の際には、当ブログでトラックマンでの試打テストをリリースしますのでこうご期待!oagariでした!
プレイヤーよりの技術発想がイノベーションになりそうな予感。
たのしみなんだ!
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