こんにちは、oagariです!
当ブログはスライサーだけどアベレージ80台のoagariが、スカイトラックの計測データを参考に自分にとって最良なクラブを探求する備忘録的なブログです。
ぼくはテスター・しろくまくん。ドライバーの飛距は240ヤードくらいだよ。天敵はプッシュスライス…
今回はPXGの最新作、0211ドライバーのレビュー短評です。
PXGはゴルフ業界にD2Cを浸透させる?
0211はとっても戦略的なモデル!
リーゾナブルすぎる0211ドライバー
40150円。PXGの最新作のドライバーがこの価格で買えると聞いたら?
ヘッドだけかな?メーカー公認のリユースクラブの価格かな?などなど、にわかには信じがたいですね。
ですが、0211ドライバーは間違いなく40,150円で購入できます。しかもシャフトも込み。
正直oagariも40,150円はヘッドのみの価格で、シャフトを入れると65,000円程度かな?テーラーメイドのシム2が500ドルちょっとだからまあそのくらいかななどとと考えておりました。
がしかし、PXGのサイトを覗くと確かに40,150円。
さらにフジクラのPRO2.0というカスタムシャフトも追加金額の必要なく選ぶことができて、本当にお買い得なドライバー。
説明文を読む限り、商品の到着には1か月程度ほどかかりそうでしたが標準シャフトの三菱ディアマナのPXG仕様の5Sを早速注文してみました。(おあがりは9.5度のヘッドにPXG仕様のディアマナ5Sを組み合わせたのですが、日本に在庫があったそうで1週間ほどで届きました)
低価格と高性能をうたい文句に2011年、いまから10年前に発売されたG20ドライバーの定価が38000円くらいだったはず。
ゴルフショップの店頭に並ぶドライバーの価格からするとおおよそ半値くらいだね。
G20ドライバーは塗装の質やソールのデザインが安っぽくておもちゃのような造りだったからね。
重ヘッドで高MOIと現在に続くピンの潮流をはっきりと世に示したエポックメイキングなモデルだったんだけど、見た目にはコストダウンのあとがはっきりと出ていたね。なつかしいね。
価格はお買い得、さて中身は?
結論から言いますが、眺めてもボールを打ってもPXG0211には安っぽさは見当たりませんでした。
そもそもシャフトも含めてマットブラックの仕上がりなので、ギラギラしておらず落ち着いた雰囲気で最高にかっこいい。
450ドルとこれまたリーズナブルなコブラのラッドスピードドライバーの場合、艶のある仕上がりのグロスモデルではクラウンのクリア層が下品に光っており、塗装の質にコストダウンを感じてしまいました。
しかし、0211ドライバーはソールのイオンプレーティング加工もかなり丁寧に仕上がっており、マットブラックな本体と艶のあるチタンパーツの組み合わせが高級感すら感じさせてくれます。
クラウンもカーボンパーツが使われていることをさりげなくアピールしているようなデザインなのですが、それが方向性を出しやすくシンプルかつ機能的で好印象。
ソールにはダークシルバーに塗装されたPXGのブランドロゴがあり、角がきちっと彫られていてとても40000円のドライバーには見えません。
あえて安っぽさを見出すとしたら、シンプルすぎるデザインがあげられるのかと思いますが、まるで無駄のない佇まいはおあがり的にはむしろ高級感があるなあと、そのデザインの妙に脱帽してしまいました。
標準仕様でついてくるラムキン製のグリップも、360度どこでももしっかりとグリップしてくれるデザインで機能的ですし、安価なグリップにありがちな嫌な光沢もなくロゴもかっこいい。
取り外し可能なウェイトも設計通り10gちょうどの重さで製品誤差も少なく感じました。
今日は河川敷の練習場でテスト!
見た目はとってもかっこいいから性能にも期待しちゃうよ!楽しみ!
【短評】スカイトラックで計測
春の河川敷の練習場は風がとっても強くて寒いんだ!気温は5度!
4月の北海道は相変わらず寒いんだ…
しろくまだから平気だけど相変わらず着ぶくれでいやになっちゃうよ。
それじゃあ行くよ!バシュン!
このコンディションで初速61は立派なんだ。暖かければもっと上がりそうな気配だね。
バックスピン量も3000以下だし。なんていうか、すべてがちょうど良い、扱いやすいドライバーだと思いました。
悪く言えば平均点で特徴がないって言えるけど、ユーザーライクでながーく愛用できるドライバーだと思います!
打感もいいね!
PXG仕様のディアマナは振動数が244くらいなんだね。
へえそうなんだ。5Sだけどけして硬くはないね。
0211のヘッド重量は198gでシャフトを含む総重量は311g。
40前半のヘッドスピードだと、ゆったりとしなる中調子でとてもタイミングが取りやすいシャフトに感じました。
うーん。0211はヘッドが少し開き気味。スライサーには少し難しいかも。
今度カチャカチャしていろいろ試してみよう。
今度はもう少し暖かい日にしっかりとテストしてみようね。
寒い中よく頑張ったね!
えへへ。ありがとう。
寒さでバッテリーが弱まったのか、スカイトラックくんのwifi接続もとぎれとぎれ。ほんと寒かったな~。
少しだけ暖かい日に計測してみました!
リンクはこちら!ぜひ読んでみてね。
D2C(Direct to Consumer)が価格の秘密かな?
D2Cとは、仲介業者をはさまずに製造から販売・ブランディングまで一貫してメーカーが行うビジネスモデル。BtoCと似ていますが、仲介業者を挟まない点がD2Cとは異なります。
PXGはまずは高級路線で独自の立ち位置をブランディングしましたが、次の一手としてより多くのユーザーを獲得したいのだと思います。
しかし、販路を拡大したいからといって販売店を通して低価格のモデルを販売しては、利益率も低くなるしなにより安売りのイメージがついてしまいます。
D2Cのメリットとして、中間業者を省くことによる高利益率と、メーカー直販のためメーカーが思い描くブランドイメージを確立しやすい点があげられます。
販売店などに影響されない自由なブランディングはブランドのイメージを保ちやすく、実際PXGのサイトは当たり前ですがPXG製品しか販売していないので無駄な情報がなく、とてもスマートなお買い物体験ができます。
また、購入後もすべて英文のお知らせのメールと、納品スケジュールなどが記載されたとても丁寧な日本法人からのメールが届きます。
そして商品が届いてからも、まず梱包箱のかっこよさにびっくりしました。(テープはなんとPXGロゴ入り!)#こんなかっこいいゴルフクラブの段ボールってある?
レンチとヘッドカバーも優れたデザインでいてとてもシンプル。お部屋にあっても派手じゃないので馴染みます。#お酒飲みながらニヤニヤしちゃうやつ
注文から手元に届くまでとてもスマートな購入体験ができました。
0211ドライバーの価格は、PXGがD2Cを選択することで中間コストを省いたことにより実現したのだと思います。
そして、おそらくPXGはシンプルでいてくせのない、このお手本のような0211ドライバーを3年から5年くらいの長い期間モデルチェンジしないで販売し続けるのではないでしょうか。
(きっと処分セールによる利幅の減少が発生しないのも、低価格の要因ですね)
販売店の在庫処分、セールに左右されないD2Cは製品のモデルチェンジのサイクルを長くできるので、SDGs的な視点からもゴルフ業界にもっともっと取り入れられそうですね。
新製品が出る度に、ここが変わったよ!と声高にアピールするのはもうイマドキではないのかも。
メーカーの開発者さんだって時間があればもっともっと優れた製品を作れるはずで、ヒトの動きが抑制されている今D2Cを取り入れるメーカーは増えていくのかな?
D2Cは日本の地クラブメーカーととっても相性が良さそう!
例えばリョーマゴルフさんは発売してから二年目以降もカタログに掲載され続けるライフサイクルの長いクラブを作っていたりして、そういったクラブはユーザーの所有感が爆上がりするんだよね。
今度はもっとたくさんの0211ドライバーのデータを計測するね。
楽しみにしててね!バシュン!
最後まで読んでくれてありがとう!テスターのしろくまくんです。
平均スコアは80台前半だよ。大事な場面で右へスライスしちゃうんだ。
はちみつも大好きだけどゴルフも大好きおあがりはかせだよ。
大好きなプレイヤーはジョーダン・スピース選手とデシャンボー選手で参考にするレッスンプロは三觜喜一コーチです。【最強インパクトを作る うねりスイング】は名著!
パンダ先生です🐼
主にしろくまくんの応援をしているよ!よろしくね!
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