タイトリストTS2のレビューをたーんとおあがり

今回はタイトリストの2019年モデルのTS2をレビューするよ。

ますは、モデル概要から。

発売日は2018年9月28日。スピードをコンセプトに上げていているんだ。いままで、タイトリストのドライバーは910、917といった数字3文字のネーミングだったんだけど、今回はtitlest speedの頭文字をとってTS２としているんだよ。

そうだね。でもTS2ドライバーは初速の向上と、最適な打ち出し角度とスピンコントロールによる高い飛距離性能とやさしさを実現しているみたいだよ。

ヘッドのスペックについて、ペンギンゴルフショップ店員のギーグ君に説明してもらおっか。

そうだね。でもね、重心距離は３９ｍｍくらいなんだけど、例えばやさしさの代名詞みたいなPINGのドライバーだと４３ｍｍくらいあるんだ。

PINGみたいなとっても安定感があるドライバーと比べると、やさしいヘッドだけど操作性も最低限確保されているんじゃないかな。

重心距離が長いとドライバーヘッドの動きが安定するんだ。要はゆっくりとヘッドがかえるんだね。簡単に言うとかぶりづらくなるんだ。

ヘッドがかぶる＝フック・チーピンだからね。左へのミスがでづらくなるんだね。

逆にスライサーには、ゆったり動くヘッドの安定性がヘッドの返る動作を邪魔してしまってフェイスが開いたままインパクトを迎えてしまい、プッシュスライスやプッシュアウトの弾道になりやすいんだよ。

そうだね。すごく尖った性能はないんだけど、多くのプレイヤーにフィットする汎用性こそが、タイトリストの魅力なんだろうね。

つまり、汎用性があるってことはレベルの高いプレイヤーが評価する土壌が構築されていることなんだ。

しろくまくんだって、シングルハンデのプレイヤーが使用しているクラブはなんとなく良いクラブだなって思っちゃうだろ？

それはね、ヘッドの形だと思うんだ。

しろくまくんのお気に入りのドライバーナイキVRPROって良い顔してるでしょ？洋ナシ型でさ。

左がVRPROで右がTS2だよ。

2本とも良い顔だね。TS2のほうが、2時方向への張り出しがおおきくて、ヘッドが大きくみえるね。

ネックからヘッド後方にかけての曲線部分。ここが非常にみるべきポイントで、構えた時にこの部分の見え方が薄く見えたり、地面にピッタリフィットしているようにみえるドライバーは、よくつかまるように見えるんだ。でも、重心角が高すぎると、ヘッドのつま先側が上がりすぎて、つかまりすぎるように見えるんだ。

VRPROでほぼストレート弾道のしろくまくんだから、TS２は左方向の弾道になるだろうね。

TS2は若干、ネックからヘッド後方の曲線部分に厚みを感じるね。

VRPROはインサイドにあげても、重心角が19度しかないから、つかまりがちょうどいいんだね。対して、TS2は座りがピタッとこないから、つかまるイメージがわきずらく、若干アウト目に上げてしまいそうだね。

でも、高めの重心角と30台の重心距離で、つかまりはかなり良いクラブだからカット軌道でもカバーしてくれそうだね。

それでは、計測してみようか。

そうだね。今回、VRPROと同じディアマナアヒナ６Sで計測したから、ヘッドの性能の比較としてはきちんとできたんじゃないかな。

しろくまくんには、このTS2、相性の良いドライバーといってもいいなじゃないかなあ。

面白かったねしろくまくん。

良いクラブに出会えてよかったね。