徹底検証！マーベリックVS1,255円（税抜き）！

どうも！oagariです！

当ブログはスライサーだけど平均スコア80台のoagariが、独自視点でお役立ち情報を発信するブログです！

最新クラブだけじゃなくかなーりむかしのクラブまで幅広く試打レビューをしたりしています。練習のアイデアや、クラブ購入の参考になれば幸いです！

ぼくはテスターのしろくまくんだよ。ドライバーの飛距離は250ヤードくらいだよ。たまーにスライスしちゃうんだ。

今回は最新モデルと過去モデルを打ち比べしてみたよ！

検証したドライバーはキャロウェイマーベリックとと、ogariおすすめのエピックのUSモデル。さらに2011モデルのレイザーホークも！

こんにちは。ゴルフ大好きおあがりはかせだよ。

レイザーホーク！懐かしい！

でもでも最新こそが最良ってほんとかな？

はじめに

最新クラブは古いクラブよりどのくらい飛ぶの？

この疑問にお応えすべく、今回は最新モデルのマーベリックと2017年モデルのエピックUS。さらに中古ショップでとってもお安く手に入れたレイザーホークをピックアップして比較検証してみます。

マーベリックとエピックのシャフトはこちらを使用。フジクラスピーダーの556のSフレックスです。

シャフト重量は60ｇ台でトルク多めの先中調子です。全体が癖なくしなやかにしなり、さらに先端が結構走るつかまりの良いシャフトです。

検証するドライバー、まずはこちら！

キャロウェイ2017年モデルのGBBエピックのUSモデルです。スライド式のウェイト調節機能を備えています。

ウェイト自体の重量が17ｇとかなり重たいので、ウェイトの位置でかなりヘッドの性格が変わります。

基本つかまるヘッドですがフックフェースではないので、ショットのイメージが沸きやすくかなりの好印象。

このモデルからマーベリックにも採用されているジュエルブレイク機能が搭載されました。

ヘッドの打感は柔らかいのですが、弾きもかなり良いです。

良いヘッド！

お次はこちら！レイザーホーク（DREW）です。

発売は2011年、ドローのプリントがありますが、意外につかまらない。ですが装着されている純正シャフトが50gでトルクも高いので意外に思いっきり振ってもひっかけないというなかなか魅力的なドライバー。

何より価格が最高で1255円（税込み1380円）でした。

構えてみるとシャットに上げて！といわばかりのハンマー型。でも中央部が盛り上がっていないのですごく直進性の高いボールが打てそうなイメージ。現代のスイング基準だとかなりイケメンですね。

お次はマーベリック。

※マーベリックについてはこちらの記事を参照ください。

キャロウェイマーベリック　マーべリックMAXの試打レビュー　トラックマンもあるよ

テストの各項目について

テスト方法は①方向性と②飛距離と③初速と④ヘッドスピード⑤スピン量の５項目を比較してみたいと思います。

①方向性については、練習場での打ち出し方向を左OB、左ラフ、フェアウェイ、右ラフ、右OBの５つに分類して、OBはマイナス4ポイント、ラフは0ポイント、フェアウェイは2ポイントとして集計します。

②から⑤まではフライトスコープミーボで計測します。

それぞれ10球づつテストします。ボールは練習場のレンジボールを使用します。飛距離は通常のボールにくらべて10パーセント低く表示されています。

いつも通りのスイングを心がけるよ。

力感をそろえるのはなかなかむつかしいけど頑張るぞ！

検証のデータだよ

まずはGBBエピックからテストするよ。

バシュン！

なかなか良い感じ。

つぎはマーベリックだよ、AIフェースくん、がんばろうね！

バシュン！

うーん。

方向性がいまいちかも…

でも飛距離は凄いんだ！

最後にレイザーホーク！

古いモデルだけど頑張ろうね！

 

 

テスト結果の振り返り

テスト結果の振り返りですが、結論から申し上げると飛距離は断トツでマーベリックが飛びました！

飛距離性能はマーベリックが2020ナンバーワンでいいんじゃないかな

フライトスコープの数値でも、レンジボールにも関わらず230ヤード台を連発し、なかには250ヤード以上の数値も。（当ブログでは230ヤード以上なら飛距離性能が高いドライバーだと判断しています）

打点もスイングもばらつくアマチュアで、高めの数値がそろうのは、やはりAIフェースの飛距離と寛容性の高さが圧倒的なんだと思いました。マーベリックの初速の高さはもはや異次元。

ただ、方向性では力みのあまりかOBが２発も出てしまいました。原因は飛ぶドライバーだとわかっているのでもっと飛ばしてやろうと力んでしまったから。それと、マーベリックはヘッド中央が盛り上がりすぎてフェースが隠れて見えてしまい方向性のイメージが沸きにくいのです。

（左がマーベリック。中央が盛り上がっていて、フェースが見えずらい‥しかしこのマーベリックのネガティブ要素は、ヘッドの性能ではなく、ユーザー側に原因があります。）

方向性でもっとも良かったのは、OBがゼロのレイザーホーク！

レイザーホークはどうせ飛ばないからゆったり振ろうとした結果が好印象だったかも。また、エピックもレイザーホークも共通しているのはヘッド性能のつかまり具合がわかりやすいってこと。

レイザーホークは一発打っただけで、

これは右だな。

つかまらないドライバーだね。

ってわかりますし、エピックUSはぐんぐんつかまったボールが打てます。

ただ、マーベリックはつかまるけど、時には意図せずヘッドが開いて右に出るボールも。

oagariのスイングとの相性もあるので、このマーベリックの左右ばらつき問題については今後も検証していきたいと思います。

最後にスピン量について。マーベリックはスピン量が2500前後で、2200前後が多いロースピン性能が高いコブラSZなんかと比べると、最新モデルではありますがそこまでロースピンではありません。

ただし、レイザーホークはスピン量が3000回転前後のボールがほとんどで、結果ボールが高くなりすぎて飛距離をロスしてしまいました。

弾道も、マーベリックやエピックが高めのボールでもぐんぐん前に進むのに対して、レイザーホークは野球のセンターフライのようなたかーくあがるけど直進性の低い弾道でした。

ドライバーはやはり進化しています。

マーベリックとレイザーホークの比較テストの結論は、打点がばらついても初速が高くロースピンなのがマーベリックで、打点のバラつきにより飛距離の増減が大きく左右されて、スピン量が多く飛距離をロスしているのがレイザーホークでした。

ただ、（oagariにとって）ユーザーライクなヘッド形状のレイザーホークの方が、方向性は優れていると感じました。

ヘッドの性能が高いからといって、誰しもがそれを享受できるわけではありません。

ユーザービリティとヘッド性能はけしてイコールにはならない。

大事なことなのでもう一度。ヘッドの性能と、その性能がユーザーに受け入れられるかどうかはその人との相性によります。

むしろ古いモデルでも、ユーザーの実力を引き出してくれるポイントがあるのなら、それを理解し使い続けて自身のスイングに落とし込んでいくといつしかその人にとっての最高のクラブとなり、手放せない1本となっていきます。

いろんな視点から見てみると、最新こそ最良ではけっしてなさそうですね。

だってOBがない方がスコアがまとまるし、ガッカリしないからプレーしていて楽しいもんね！

そもそも論でスコアを競うのがゴルフ競技だからね。

でも飛距離の魅力は捨てがたいのもゴルフなんだよね…

昔のクラブでも最新のクラブでも、ユーザーのスイングを良くしてくれるなと感じると、まるでクラブと会話しているようで楽しいもんなんだ。

ゴルフクラブってとっても面白いね！