トラックマンとは?
お気に入りののドライバーを握りしめたしろくまくん。どうやらエースドライバーの数値を計測したいみたい。
トラックマンで計測するのがいいよ。トラックマンとは、レーダーで弾道を計測する小型の機械だよ。パンダ研究所に設置してあるんだ。
早速行ってみようか。
・
・
いらっしゃい。パンダ研究所へようこそ。所長のパンダ先生だよ。
トラックマンで弾道を計測したいんだね。
トラックマンは簡単に説明すると、スイングをレーダー測定することで、クラブごとにボールの弾道と、打つ人のスイングを細かく数値化できる機械なんだ。
飛距離だと地面に落ちるまでの距離(キャリー)と、転がった分も含めた距離(トータル)を計測できたり、打ち出した時のボールの初速や角度もわかるよ。
ボールの初速は、そのクラブの反発性能について評価できるし、打ち出し角度はプレイヤーの技量やキャリーが出やすいかどうかがわかるんだ。
いろいろと細かい数値もあるんだけど、今回はこの6つの数値に注目して、しろくまくんのドライバーを計測してみようか。
①トータル/キャリー ・これはどれだけ飛んだのかだよ。
②サイド ・これはどれだけ左右に曲がったかだね。
③ラウンチアングル ・これは打ち出した時の、地面に対してのボールの角度なんだ。USPGA登録選手の平均はドライバーで10.9度。ボールを捕まえやすいクラブは低めにでるんだ。
④スピン量 ・ボールの回転数のことで、2500回転くらいが理想かな。ボールは回転することで上昇するから、あまりにも回転数が低いと、ボールが失速してしまい飛距離を稼げないんだ。逆に高すぎても、ボールが上昇しすぎて前に進まないから距離を稼げないんだよ。
⑤クラブスピード ・これはクラブを振ったときの速度だよ。アメリカのアマチュア男性ゴルファーの平均が42m/sくらいなんだ。トッププロで52くらいだろうね。
⑥ミート率(スマッシュファクター)・この数値はどれだけミスなくボールを打てたかどうかなんだ。打点がズレたり、スライス軌道がひどいと数値が落ちるよ。ドライバーなら1,4以下はミスヒットだね。
トラックマンでドライバーを計測しました
うわあ・・説明の途中なのに打っちゃった‥
なんだろね。ほんと大丈夫かね。
ナイスショットなんだ、しろくまくん。飛距離は246ヤードだね。2,5ヤード左だね。ほぼほぼまっすぐ飛んでいるよ。クラブスピードは43だし、ミート率も悪くないよ。パンダ先生の説明にはなかったけど、クラブパスが2,7だから、インサイドから振れているようだね。
アタックアングルがー1,7だからすこーしだけクラブフェイスがかぶっているね。
褒められた。うれしいもんだな。
もう一回打とう。
バシュン!
スピン量は2510だね。
ラウンチアングルは15,6度だね。すこーしだけどトータル飛距離も伸びたようだね。
こうやって数値をみながらスイングにコミットできるのがトラックマンの魅力なんだ。ただ闇雲に打つよりも、スイングと数値を紐付けることによって、問題を解決していけるんだよ。
クラブパスが1,8でアタックアングルがー2,7。これも少しかぶっているようだね。ちなみにカット傾向が強い人はクラブパスがマイナスになるんだよ。
しろくまくんのスイングで250ヤードを超えているから、クラブの性能も悪くないよ。むしろ、相性が良いようだから曲がりも少ないし、最新のクラブと遜色ないんじゃないかな。
お気に入りのドライバー。最新のドライバーじゃないから、飛ばないんじゃないかって心配だったんだ。
でもスピン量もミート率もわるくないから安心したよ。
今度は新しいクラブと同じシャフトで比較してみたくなったよ。
次回、ユピテルVSトラックマン!
しろくまくんのシャフトはディアマナアヒナの6Sだね。
元調子の癖のない性格だね。
ドライバーはナイキのVR-PROだね。
発売は2011年くらいかな。
なんと遠藤製作所で作られたヘッドなんだ。
溝のたわみで飛ばすコンセプトをこの時点で採用していたんだから、なかなかオーパーツ的なクラブだね。
古いんだけど、愛着があるんだ。
最新のクラブがもてはやされること多いけど、褒められてうれしいんだ!
トラックマンは自分のスイング解析もできるんだね。
ドライバーの比較もできるし、効果的な練習ができるね。
よかったね。
実は今回、トラックマンの解析とユピテルの簡易計測器を比較したくてこっそりユピテルGST2でも計測していたんだ。
ネットだとユピテルは甘いと出ているけど・・・
ユピテルは計測数値がトラックマンに比べて甘い・良い数値がでるといわれているんだよ。
ほんとかどうか、検証してみようかね。
ユピテルGSTは使える計測器なのかな。
以下次回!!!!
コメント