しっかり左腕を旋回!
oagariです!寒い冬はスイングを見直す良い期間ということで、今回はゴルフスイングにおける左腕の役割について書いていきます。
トップで左腕が背屈になっている?
それ実は間違っているよ!
始動から切り返しまで
本記事では、テークバッグでシャットにあげて、左プッシュやスライスが止まらないというお悩みにむけた解決記事です。
左プッシュがとまらないよ。
シャットにあげるんだから、ジャスティン・ジョンソンみたいに掌屈にして…
どうしたんだい?しろくまくん。
こんにちは、おあがりはかせ。
トップの左手は、掌屈が正しいんだよね?ダスティンみたいにシャットでシンプルなスイングをしたいんだ。
掌屈は間違いだよ。トップでは少し背屈になるくらいでちょうど良いんだ。
掌屈だと関節が窮屈で左腕が回りきらない。
柔軟性も筋力も少ないアマチュアは、少し背屈気味の方が左腕が無理なく回転するから、スピネーションが機能しやすいんだ。
スピネーションをしっかりいれると、左腕は40度くらい左回りするから、テークバッグで同じ量の右回りをいれないとスピネーションが成立しないよ。
もっというと左手首の掌屈がクローズアップされているけど、それはスピネーションのきっかけとして掌屈になるのが正しいのであって、掌屈になるのが目的ではないんだよ。
え…。
掌屈を意識してテークバッグすると、よほど柔軟性がないかぎり、左腕は正しく回らないよ。
左腕の旋回動作は、テークバッグからインパクトまでがイコールじゃないと、スピネーションは成立しないんだ。
始動から切り返しまでの左手は、
左手首をすこーし背屈、そして右旋回!これが正解!
理由としては、スピネーションを正しく成立させるため。
スイングにおいて、左腕は右に旋回してから左旋回でインパクトという大原則を見落とさないように!
切り返しからフィニッシュまで
切り返しから、左手は左回転でどんどん掌屈していきます。
シャフトが寝ている状態でインサイドからクラブを下ろしていくのが良いスイングですが、そのときクラブヘッドはめちゃくちゃ開いています。
だから小指の下の小指球にグリップをしっかりと密着させて、クラブの重みとフェースの向きを感じながら、左手のリードで開いたフェースを閉じる、そして、掌屈の状態でインパクトを迎えるのがハンドファーストです。
左腕の旋回動作のなかで、ボールを捉えるのが正しいスイング。
ここで左腕の動作について質問だよ。
インパクトの時に左旋回≧右旋回だとどっちにボールがとぶのかな?
うーん。なんだろ。
切り返しまでは右旋回で、インパクトは左旋回の動きのなかでボールを捉えるんだから…
がんばれしろくまくん…!
左旋回のほうが大きく回っているんだから、ハンドレートで引っ掛け!
大正解!
じゃあ、右旋回≧左旋回だとどうなるかな?
これはね、フェースが閉じ切らないってことだから右プッシュや、スイング軌道によってはスライスだ。
これも大正解!
左腕の旋回動作のなかでボールを捉えるのが正しいスイングなんだ。
エラー動作へのカウンターとして、左腕を回すのはNGってよく聞くんだけど、体を正しく使えているのなら左腕の旋回を意識するだけで、右プッシュやスライスなんて怖くないんだよ!
左腕まとめ
左腕の動作まとめ
☑アドレスから切り返しまでは右旋回
☑切り返しからインパクトまでは左旋回
☑掌屈でのトップは窮屈な動作、だから左腕の旋回が不足する
☑少し背屈(ほぼストレート)のトップは窮屈ではないので、左腕がしっかり右旋回
☑インパクトでは掌屈でインパクト
☑左に飛ぶのならインパクトまで左旋回が大きすぎ
☑右に飛ぶのならインパクトまでの左旋回が不足
木を見て森を見ずではスイングはよくならなくって、左腕だけくるっとまわしてもそれは良いスイングではなくって。
体の各部位が正しい動きをししていないと、スイングは成立しないんだ。
だから、体の正しい動きをひとつづつ理解していくのが上達へのたったひとつの正解だね!
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ご愛読ありがとうなんだ!
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