ようこそ、oagariさんのコスパゴルフへ！
当ブログはスライサーだけどアベレージ80台のoagariが、スカイトラックの計測データを参考に自分にとって最良なクラブを探求する備忘録的なブログです。
ぼくはテスター・しろくまくん。ドライバーの飛距は240ヤードくらいだよ。天敵はプッシュスライス…
前回紹介したPXGの2021年モデル、0211ドライバーがとってもご機嫌なドライバーだったので今回はコブラの最新作、ラッドスピードXDと比較してみました。PXG0211は打つたびにクラブの良さを実感します！
今回のテストの最高飛距離は251,5ヤード！
さて、どっちのドライバーが良く飛んだのかな？
今回計測するドライバー
今回テストしたドライバー達
①PXG 0211 ロフト９.5°ヘッド重量198ｇ（スリーブなし） クラブ総重量 311ｇ
シャフト 三菱ディアマナ exclusively for PXG 振動数244
②コブララッドスピードXD ロフト10.5°ヘッド重量193ｇ フジクラモトーレX F3 ６R
クラブ総重量 319ｇ
PXG0211の価格は400ドル、そしてコブララッドスピードの価格は450ドル。
キャロウェイやテーラーメイドのドライバー価格は600ドルに近い値付けだし、日本のショップだとドライバーの新製品は8万円以上します。
そういったドライバーの市場価格を踏まえると、4万円台で購入可能なこの2本は相当にお買い得ですね。
選択できるシャフトもUSモデルならではのお買い得感があります。
USモデルは日本人よりも体格の良い欧米をマーケットにしているので、トルクもそこそこありしっかりとしています。
ヘッドを含む総重量も310ｇ台と程よく重く、日本仕様の純正シャフトだと物足りないパワーヒッターでも満足できるドライバーだと思います。
PXG仕様のディアマナの振動数は244でヘッドスピード40～45くらいのドンピシャの硬さです。
調子はoagari的には手元からしなるように感じました。扱いやすいシャフトですが物足りなさは感じません。
ラッドスピードに装着されているシャフトはフジクラのモトーレX。こちらはメーカーカスタムシャフトの扱いですが、フレックス６Rだとどんよりとした中調子でタイミングがつかみにくいです。ヘッドスピードが43前後でしたら６Sで良いと思います。
構えた感じはPXGのほうが小ぶりです。投影面積の大きいコブララッドスピードのほうが安定感があるように感じます。
2本ともフックフェースではなく、0211のほうが開いて見えます。
ラッドスピードXDはコブラ初のドローバイアスモデルですがフックフェースでつかまりをよくするタイプのドライバーではないようです。弾道にフック回転をプラスするように重量配分されたヘッド特性のようですので、スカイトラックのサイドスピンの数値に注目したいと思います。
質感について。どちらが眺めていてうれしくなるか。塗装や各パーツのデザインなど個人的な意見ですがこちらはPXG0211ドライバーの圧勝に感じました。
まずデザインは個人的な趣味嗜好があるので優劣はつけられませんが、PXGのシンプルですが大人のデザインともいえる外観は見ていて飽きません。
マットブラックで仕上げているクラウンとソールのチタンのイオンプレーティング塗装は塗りムラなどもちろんなく機能美すら感じさせます。
パーツの組み合わせの精度も高いようで、チリ（パーツごとのすきま）もほとんどなく線や角のエッジもしっかり立っていて、シンプルなデザインですがけして大味ではなく、デザインの凝縮感すら感じさせてくれます。
対してコブララッドスピードですが、こちらは残念ながら価格を抑えるための製造コストの削減を感じさせる仕上がりでした。
まず、クラウンのクリア層が平坦に塗られておらず、多少の塗りムラがありました。
それによって、妙にぎらついた光の反射に見えてしまい、それこそ構えた時に気になるレベルではないものの、少し残念に感じます。
ェースとヘッドとの接合部分の仕上がりも粗く、個体差かもしれませんが接着（または溶接）の跡が残っていました。
ソールのデザインのエッジも立っておらず、性能には全く関係のない評価ですがコブララッドスピードXDの見た目の質感は高いとは言えませんでした。
コブララッドスピードは仕上がりが奇麗なマットカラーも選択できますので仕上がりの質感を求める方にはそちらを強くお勧めします。
PXG0211は価格以上の品質！うれしいもんだね。
それじゃあ次は実際にボールを打ってみるよ！
2本のドライバーをスカイトラックで計測してみました
気温は9度。今年の北海道は寒い日が続くな…もうどうしたらいいんだ！
…スカイトラックの設定はいつも通りコース球。使用するボールもコース球だよ。それじゃあ比較してみるよ！バシュン！
PXG0211ドライバー
コブララッドスピードXD
ラッドスピードXDと0211の大きな違いはヘッドがターンし始めるタイミングだね。
0211は自分が狙った通り、イメージ通りにスクエアなインパクトを迎えられるんだけど、対してラッドスピードXDはターンするタイミングが0211より遅れるからフェースが開き気味のショットになってしまいました。
ラッドスピードは少し左へ打ち出すイメージが良いのかも。
0211の後にテストしたラッドスピードには不利な展開だったのかもね。
打つ順番がXDが先だったら、0211は左へと巻いたボールがでていたのかもしれないね。
0211の飛距離性能には思わず笑顔がこぼれるよ！！
初速も63を超えているし見た目も性能も価格以上の価値だね。
シム2マックスとラッドスピードXBも良かったけれど、今のところコスパが最高な0211が一番すきかも。
少し開いたスライス気味のショットなのに飛距離がそこまで落ちていないラッドスピードXDも評価できるね。
フックフェースではないけれどサイドスピンをフック方向へプラスしてくれるドライバーなのは間違いないね。
G425SFTほどではないけれど十分ドローバイアスなモデルなんだ。
バックスピン
0211のバックスピン量はこのブログで最大飛距離を計測したラッドスピードXBより優秀。平均飛距離もよく飛んでいるね！
初速
①0211 3球平均 62.2Ms
0211は初速も優秀！
平均62オーバーはかなりよく飛ぶドライバーのレベルです。
0211は15ｍを少し下回りました。理想の中弾道でぐんぐんすすむよ！
0211はコントローラブル。XDはカタログ通りのドローバイアス。
0211のヘッドの挙動は当ブログおすすめのラッドスピードXBと同様に最高レベル。
ちょっとやそっとのスイングミスでもスクエアなインパクトを実現してくれました。
ブレないヘッドといえばピンのG425MAXも優秀だったけど、さらに飛距離とコントロール性能をプラスした感じ。
プレイヤーの感性に忠実なヘッド特性に感じました。
芯ブレ（ランを含む着弾地点）
サイドスピンを見ると、0211は右にも左にもかかっているね。逆にXDはスライス気味のインパクトにもかかわらず見事に回転を抑制してくれているね。
0211はつかまりの良いヘッドだけれど、コントロールする性能が高いからスライスを抑制してくれるヘッドじゃないんだ。
XDはさすがのドローバイアスな結果でした。
コスパ抜群フェアウェイゴルフさん
今回計測したコブラXDドライバーは、アメリカの正規品取り扱いショップのフェアウェイゴルフさんから購入しました。
クリックしてぜひお店をのぞいてみてね！
最後まで読んでくれてありがとう！テスターのしろくまくんです。平均スコアは80台前半だよ。大事な場面で右へスライスしちゃうんだ。
はちみつも大好きだけどゴルフも大好きおあがりはかせだよ。大好きなプレイヤーはジョーダン・スピースで参考にするレッスンプロは三觜喜一コーチです。【最強インパクトを作る うねりスイング】は名著！
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