ようこそ、oagariさんのコスパゴルフへ!
当ブログはスライサーだけどアベレージ80台のoagariが、スカイトラックの計測データを参考に自分にとって最良なクラブを探求する備忘録的なブログです。
今回は新コーナー!!
題して【間違いだらけの中古クラブ選び、スリクソンZ725アイアン編】だよ!
最新クラブを持てばそれだけでスコアが良くなる訳じゃあないから、ゴルフクラブ選びは面白い!
最高にフィットするクラブを探し求めて、直感でリユースクラブを購入しレビューするよ!
たくさんのリユースクラブのなかから、選択を間違えながらも自分にとって最高のクラブを探し求めるコーナーです!
記念すべき第一回目は2011年発売のスリクソンZ725アイアン!
購入価格は20000円に少し届かないくらいだよ!
スカイトラックで徹底検証してみまーす。
間違いだらけの中古クラブ選び→スリクソンZ725アイアン
Z725アイアン、モデル概要
Z725アイアンが発売されたのは、今から9年前の2012年の夏。
丁度その一年前にゴルフを始めたおあがりは、ゴルフの魅力にのめりこんでしまった多くの人がそうであるように、毎週のようにゴルフ雑誌を購入・熟読し、きらびやかな最新モデルについての知識と渇望をいたずらに深めておりました。
自分のスイングについても、また正しいスイングについてもよくわからないままに、無我夢中で練習に没頭していたビギナーの自分は、この魅力的なストレートフェースのキャビティアイアンで練習したならば、きっと正しいスイングが身につくはずに違いない!というまさに他責的で無知な勘違いに背中を押され購入、そして案の定うまく打てずに手放した苦い思い出があります。
シャフトはデザインチューニングっていうきれいな模様が入ったDGのS200だったなあ。
ストレートフェースでDGのS200が刺さったアイアン。初心者には敷居が高いよね…
現在と同じように3タイプの兄弟モデルが存在しました
現在のスリクソンのモデル展開と同様に、Zシリーズは3タイプの異なるアイアンを発売していました。
ポケットキャビティのZ525、マッスルバッグのZ925、そしてキャビティモデルのZ725。
どのモデルも上級者以上の層をターゲットにしており、構えてみてもZ725アイアンはグースが一切なくストレートな佇まいでとても硬派な印象です。
意外にもトップブレードはそこそこ厚めですが、ヘッドの投影面積はとても小さく寛容さは一切感じません。
材質はS20とタングステンで、厚みを持たせたキャビティ部分からは打感はきっと良いんだろうなと思わせてくれます。
Z725アイアンのテクノロジー
当時としては珍しい手元重心のカウンターバランスのシャフトを採用していました。
これはDSTという今につながるスリクソンのシャフトの特徴なのですが、おそらくその初採用は当モデルからだと思います。
また、フェースにレーザーミーリングを採用しスピン性能を向上させたとあります。
特に目新しい特徴はないけど、人気モデルとなった要因は打感の良さと上級者に好まれる顔つきにあったんだね。
それじゃあいつものお山の練習場で計測してみるよ!
ほぼほぼ10年ぶりに手に取るモデル。当時は全然使いこなせなかったけれど、今はどうかな?たのしみなんだ!
がんばってね、しろくまくん!
Z725アイアン、スカイトラックで計測!
PWから5番アイアンまで5球ずつ計測するよ。
気温は24度。北海道ももう夏なんだ!うれしいもんだね。
それじゃあ打ってみるね。バシュン!
番手ごとの数値画像
ピッチングウェッジ
9番アイアン
8番アイアン
7番アイアン
6番アイアン
5番アイアン
PW~8番アイアンの性能は?
①飛距離の階段は適正か
②サイドスピンは抑えられているか
③センターからのブレは適正か
この3項目で安定感について考えるよ。
④ランは10ヤード以下に収まっているか
⑤バックスピンの階段は適正か
⑥打ち出し角度は適正か
この3項目でパーオンにどれだけ貢献してくれるかを考えてみるよ。そして…
⑦総距離は?
⑧初速は?
この2項目でアイアンの飛距離について考えてみるよ。
Z725アイアンの性能を安定感、パーオン貢.献度、飛距離性能から分析してみるよ!
まずはPW~8番アイアンから!
ショート~ミドルアイアン
PW | 9I | 8I | |
ボールスピード | 38.1m/s | 40.4m/s | 44.4m/s |
クラブスピード | 32.4m/s | 34.0m/s | 37.4m/s |
打ち出し角 | 22.9° | 22.7° | 19.4° |
バックスピン量 | 8948.2rpm | 9033rpm | 7449rpm |
打ち出し方向 | 0.0°() | 2.3°(右) | 3.1°(右) |
サイドスピン量 | 1477.1rpm(ドロー) | 490rpm(ドロー) | 1634rpm(ドロー) |
センターからのブレ | 7.1yd(左) | 1.9yd(右) | 6.2yd(左) |
キャリー | 102.1yd | 111.7yd | 126.7yd |
ラン | 8.3yd | 8yd | 9.1yd |
総距離 | 110.5yd | 119.7yd | 135.8yd |
安定感について検証するよ!
①飛距離の階段は9番と8番の間で15ヤード以上離れているね。
②サイドスピンはかなりかかっちゃっているね。
これはストレートフェースだから右に飛びそうで、ハンドレイト気味に引っ掛けていたからだね。手ごわいアイアンなんだ。
③センターからのブレはまあまあかしら。
短いクラブの安定感は70点だね!
パーオン貢献度はどうかしら?
④ランについてはどれも10ヤード以内だけど、PWで8ヤードを超えているのはちょっとだね。
⑤バックスピンの階段はガタガタ。きっと芯が狭いんだろうね。
⑥打ち出し角度はまあまあだね。
短いクラブのパーオン貢献度も70点!
飛距離性能はどうかな?
⑦と⑧についてはストロングロフトじゃないアイアンだからまあまあだね。
ショートアイアンの飛距離性能は60点だね!
7番~5番アイアンの性能は?
ミドル~ロングアイアン
次は7番から5番のミドル~ロングアイアンの分析だよ!
目指せ70点以上!
7I | 6I | 5I | |
ボールスピード | 46m/s | 47.5m/s | 48.3m/s |
クラブスピード | 37.1m/s | 37.2m/s | 37.9m/s |
打ち出し角 | 20.0° | 17.6° | 17.4° |
バックスピン量 | 7192.2rpm | 6426rpm | 6299.2rpm |
打ち出し方向 | 3.4°(右) | 4°(右) | 4.4°(右) |
サイドスピン量 | 1089.2rpm(ドロー) | 1133.5rpm(ドロー) | 625.5rpm(ドロー) |
センターからのブレ | 2.1yd(左) | 2.3yd(左) | 4.2yd(右) |
キャリー | 134.1yd | 144.6yd | 151.7yd |
ラン | 8.8yd | 10.1yd | 10.3yd |
総距離 | 142.8yd | 154.7yd | 162.0yd |
ミドル、ロングアイアンの安定感についての検証だよ!
①飛距離の階段は7番と6番の間で15ヤード以上離れているね。
逆に5番はもう少し飛んでほしいなあ。
②サイドスピンはこちらもかなりかかっちゃっているね。
ストレートすぎるフェース面が気になっちゃって、ハンドレイト気味に引っ掛けちゃった。手ごわいアイアン。少しグースが入ったアイアンがぼくは好きだなあ…
③5番は左に大きく左にぶれているね。自信をもってショットできるアイアンとは僕には言い難いかな…難しいんだ。
長いクラブの安定感は55点…(上手に打てなくてごめんねZ725)
パーオン貢献度はどうかしら?
④ランについて。5番、6番で10ヤードを超えているね。これじゃグリーンをとらえるのは難しいかも。
⑤バックスピンは5番と6番でほぼ差がないね。
アマチュアでもうまく打てるのは6番までかしら。
⑥打ち出し角度も5番と6番の差がないね。
長いクラブのパーオン貢献度は60点!
6番の飛距離は良い感じ!
でも、7番よりは飛びすぎで5番とほぼ一緒なのはちょっとだね
。
5~7番の飛距離性能は70点だね!
Z725アイアン総評
安定感(ボールが曲がらないか、ミスショットでの距離の落ち込みはどうか)…62.5点
Z725アイアンの総ポイントは62.5+65+65×1.0でそれを3で割ると…
Z725の得点は64.2ポイント!
グースがまったく入っていないアイアンだから、全体的に右を恐れての引っ掛けが多い傾向だったね。
また、ミスヒットの寛容性もあまりないから、5番アイアンは狙った性能を引き出せなかったのも得点が伸びなかった要因だね。
今も変わらず難しいアイアンでした!
ちなみにシャフトはダイナミックゴールドDSTのS200でした。ミドルアイアンは打ちやすかったけど、短いクラブはなんだかヘッドの効きをかんじなかったな。どうしてかな?
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