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当ブログはスライサーだけどアベレージ80台のoagariが、スカイトラックの計測データを参考に自分にとって最良なクラブを探求する備忘録的なブログです。
今回はタイトリストTSi2とTSi3の比較レビュー!
TSI3は圧倒的な初速の速さと、同時に寛容性に優れた素晴らしいドライバーだったんだけれど、その兄弟モデルのTSI2はどうだろう?ということで今回比較してみたよ!
スカイトラックでのTSi3の平均飛距離は245.9ヤード!
一方TSi2の平均飛距離は239.1ヤード…
どうしてこんなに差がついたのかな?
徹底解説していきまーす!
実力を引き出せなくってごめんねTSi2…
TSi2vsTSi3ドライバー!
結論から申し上げると…
今回の比較テストでは、圧倒的にTSi3の方が良く飛びました。
コースでの安定感も、(安定感は右プッシュが出にくいか、スライスに対してどれだけ寛容か?の2点を評価軸にしております)、TSi3のほうが良い結果でした。
まずはコースで使用した2本の感想から。
いつもの山岳コースでテストを敢行。前半9ホールをTSi3、後半9ホールにTSi2を使用。
TSi3では右プッシュでのラフが1回、スライスでのラフが2回、OBはなし。
対してTSi2は右プッシュ1回、スライス3回、引っ掛け2回、そのうちスライス2回がOBになってしまいました。
この結果に大きく関係しているのはおそらくMOIの数値で、MOIを8,000台に抑えてユーザーにヘッドを操作できる余地を残したTSi3は、コースでのプレイアビリティが高く、まさにプレイヤーの感性に忠実なヘッドでした。
(おあがりの実力不足ゆえに右のミスが多かったですが。)
対して9,000を超えるMOIを誇るTSi2はヘッドの挙動がかなり忙しく、あるポイントを超えるとガバッと閉じるイメージ。
例えるならハンドルの遊びが少ないレーシングカーで、とてもピーキーなドライバーに感じてしまいました。
慣れてくればそのはっきりとした性格が安定感につながるのかもしれませんが、同じように高いMOIのドライバーでも、コブララッドスピードやPING G425はファーストテイクでも安定感を感じるドライバーでした。
※特にラッドスピードXDは、コースでの右へのミスへの寛容性が素晴らしく、まさにスライサーのための専用ドライバーと断言しても良いほど。
【2021モデル】コブララッドスピードXDドライバーレビュー 【試打計測】
タイトリストは9,000を超えるような高MOIのドライバーの開発を苦手としているのでは?と勘ぐってしまう、そんな印象を持ったコースでのテストでした。
では、どうしてアベレージゴルファーのおあがりにはTSi2の実力を引き出せなかったのか。シンプルに実力不足が大きいのですが、それ以外のいろいろな角度から考えていきます。
TSi2がTSi3より安定感がない2つの理由
その①構えた時のヘッド形状
構えた時のヘッドの画像だよ。
どっちがTSi3かわかるかな?
うーん。
1枚目のほうがヘッドが大きいからTSi2!
2枚目の逃げ顔で小ぶりなヘッドはTSi3だね。
正解!TSi3はほんと良い顔だね。
対してTSi2はちょっとだけフックフェースに見えるかもね。
だから右プッシュやスライスに影響するのかな?
たしかに。引っ掛けそうと感じた場面ではことごとく右にミスしていたかも。
TSi3は少し左を向いているのにも関わらず良い顔に見えるし、逆にTSi2は開いて構えないと引っ掛けそうな印象だね。
フックフェースが逆に右方向へのミスの原因になるというのはまさにアグリーだね。
その②弾道調整機能があるかどうか
TSi3の弾道調節はフェードからドローまで5段階の間で調整可能。
ポジションを一つ動かすと5ヤードくらい着弾位置が変わるかなって感じだよ。
ぼくはスライサーだから最もドロー側から一段戻したポジションが好きだな。
こういった機能は弾道だけじゃなくて、メンタル面にも好影響だね。
コースでスライスしてもラフに収まってくれたのは、間違いなくこの弾道調整機能が影響しているね。
幅広いセッティングでユーザーを陰で支えてくれる、とても良い機能だと思います。
TSI2は、ヘッドの特性にユーザーが合わせるしかないから相性が悪いプレイヤーが購入してしまうとちょっと大変。
このプレイやビリティの高さも、ぼくがTSi3をおすすめする理由なんだ。
スカイトラックでのテストから見るTSi2が飛ばない理由
スカイトラック検証数値
1枚目がTSi3で2枚目の飛んでいないほうがTSi2の5球データだよ。
5球平均のデータだよ。
TSi2はコースだと散々だったけど、練習場だとそこまで数値は悪くないみたい。
慣れてくると安定性は高くなるかも?
TSi3ドライバー平均値 | TSi2ドライバー平均値 | |
ボールスピード | 61.4m/s | 59.4m/s |
クラブスピード | 42.3m/s | 42.4m/s |
打ち出し角 | 17.6° | 17.3° |
バックスピン量 | 2899.1rpm | 2376.1rpm |
打ち出し方向 | 0.3°(左) | 0.9°(右) |
サイドスピン量 | 84.6rpm(右) | 6.2rpm(右) |
センターからのブレ | 1.8yd(右) | 3.8yd(右) |
キャリー | 230.8yd | 221.9yd |
総距離 | 245.9yd | 239.1yd |
初速と総距離はTSi3におおきく差を着けられているね。
シャフトは2本ともtour-ADの DI-5Sだから、ヘッドスピードはほぼほぼ一緒だね。
バックスピン量はTSi2のほうが良い感じ!
ロースピン性能が高いのはTSi2だね。サイドスピンの少なさも良い感じ。
ぼくには合わなかったけれど、アベレージ以上のヘッドスピードのプレーヤーは、ロースピンモデルのTSI2のほうがより飛ぶんじゃないかな。
左右角からみるヘッド挙動の安定性
TSi3とTSi2の左右角に注目してみよう。
左右角はインパクトのヘッドの左右方向の角度のことなんだけど、同じシャフトで同じようなヘッドスピードで条件は一緒なのに違いがあるね。
TSi3は安定して左方向へと打ち出しているんだ。
対してTSi2は左を向いたり右を向いたり安定していないね。
このことから、ヘッドの挙動の安定感に大きな違いがあるってことがわかるんだね!
ヘッドのMOIが大きいTSi2は、ターンの挙動が急だからヘッドが開いたり閉じたり忙しい。
対してMOIと投影面積が小さめなTSi3はターンが穏やかでボールのつかまりも良いから、安定して左を向いてインパクト出来ているね。
僕的には強めのフェードボールで良い感じでした!
まとめ
タイトリスト TSi3 ドライバー | |
飛距離 | 4 |
操作性 | 4 |
やさしさ | 3 |
つかまり | 4 |
スライサーおすすめ度 | 3 |
タイトリスト TSi2 ドライバー | |
飛距離 | 3 |
操作性 | 2 |
やさしさ | 3 |
つかまり | 2 |
スライサーおすすめ度 | 2 |
TSi3ドライバー | TSi2ドライバー | |
フェース高さ | 67㎜ | 67㎜ |
ヘッド前後奥行き | 114㎜ | 119㎜ |
ヘッド幅 | 128㎜ | 129㎜ |
リアルロフト | 11(表示ロフト10) | 12(表示ロフト9) |
ヘッド重量 | 193g | 193g |
弾道調整機能があるTSi31はながーく付き合えるお気に入りのドライバーになりそう!
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